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【11月の展示】長崎県そのぎ茶

長崎県大村湾を一望する東彼杵(ひがしそのぎ)の台地には、約400ヘクタールの茶畑が広がります。
日本でも珍しい海に面した茶畑は、見渡すと思わず吸い込まれるような美しい爽快な風景です。
そのぎ茶は、長崎県内の60%の生産量を占める、750トンものお茶が毎年生産されている一大産地で、有機栽培による茶の樹に適した土づくりや、うまみをさらに引き出すための直射日光調製施設を整備して蒸製玉緑茶(むしせいたまりょくちゃ)に適した茶の葉を生産するなど、入念な管理が行われています。これらの努力により深みのあるふくよかな味と香りがかもし出され、銘茶として全国茶品評会の蒸性玉緑茶部門で4年連続日本一を取るなど、近年ではその評価を揺るぎないものとしています。

長崎県そのぎ茶は熊本県益城茶と一緒に、11月に会場「エクラスリット」で展示を行います。会場では、東彼杵町の美しい風景や、若手茶農家の抹茶づくりへの挑戦など、生産者に纏わる様々なストーリーを紹介していきます。また、急須で注いだお茶も試飲できます。平日15時〜は産地と直接繋いで、そのぎ茶の魅力を深堀する企画もありますので、是非会場へお越しください。

11/14(土)には、赤坂の茶酒房“万”のオーナー徳淵卓氏によるセミナーを予定しています。生産者が丹精込めた茶葉を徳淵氏が極上のお茶に仕上げ、振舞います。
是非お気軽にご参加ください。

映画監督、神保慶政氏による映像はこちらです。

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