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【11月の展示】福岡の地酒と本格焼酎(福岡県酒造組合)

日本有数の酒処福岡県。11月は福岡県酒造組合に所属する27の酒蔵が一挙終結し、「福岡の地酒と本格焼酎」と題し展示を行います。それぞれの酒蔵が厳選したお酒のストーリーを紹介します。

【日本酒について】
日本酒の生産が昔から盛んな理由の一つが、代表格である山田錦を筆頭に西日本有数の「米どころ」であること。そして、九州最大の河川である筑後川を筆頭に、矢部川、遠賀川といった一級河川からもたらされる「水どころ」であること。さらには雪が積もることもあるほど、冬場にぐっと冷え込む気候。これらの日本酒造りにおいて欠かすことができない土壌が福岡には揃っています。福岡でいつから酒蔵ができたのかその歴史は判然としていませんが、約600年前の室町時代から江戸中期にかけての博多の練酒が大変人気で、全国でも有数の酒処として名を馳せました。

【本格焼酎について】
福岡の焼酎の歴史は約400年前の江戸時代の粕取(かすとり)焼酎に始まると言われています。戦中戦後の食糧不足の時代に、日本酒の原料となる米の入手が困難となったとき、福岡の蔵元は、とうもろこし・高梁といった雑穀さらには甘藷・麦・米粉などで焼酎づくりに挑戦を繰り返しました。愛飲家の願いに応えたいと取り組んだ試行錯誤の数々が、多様なバリエーションを誇る福岡の焼酎の現在へと繋がりました。そして1970年代、全国の麦焼酎ブームと合わせて、大麦麹の製造にいち早く着手し、麦100%の麦焼酎を完成させ、山陽新幹線が開通した際に福岡県観光協会から県特産観光土産品に指定され、「博多焼酎」という愛称が生まれたのです。

【角打ちが楽しめる小谷酒舗さん】
会場と同じ大名地区内にある地元で人気の酒屋さん「小谷酒舗」では、福岡の地酒と焼酎を角打ちで楽しめます(種類に限りあり)。福岡の地酒飲みくらべ(3種600円、5種1000円)もやってますので、この機会に是非お愉しみ下さい。地図はこちらから。

<小谷酒舗>
住所:福岡市中央区大名1丁目11−13−1F
営業時間
[平日] 11:00 ~ 22:00 (※LO 21:45)
[土曜] 11:00 ~ 21:00 (※LO 20:45)
[祝日] 12:00 ~ 18:00
※日曜定休日

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